上武絹の道

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田島弥平 高山長五郎 木村九蔵 庭屋静太郎 ポールブリュナ 韮塚直次郎 尾高惇忠 尾高勇 横田英 楫取素彦 渋沢栄一 速水堅曹 原善三郎
田島弥平 高山長五郎 木村九藏 庭屋静太郎 ポールブリュナ 尾高惇忠 韮塚直次郎 渋沢栄一 楫取素彦 横田英 尾高勇 速水堅曹 原善三郎
田島弥平

田島 弥平(1822~1898)

1822(文政5)年、蚕種の産地であった上州・島村(現、伊勢崎市境島村)に生まれる。学究肌の父・弥兵衛を受け継ぎ、父子で東北など蚕種の産地を訪ね、蚕種製造に適した養蚕方法を模索。こうした経験をまとめ、弥平が著した「養蚕新論」・「続養蚕新論」は、実証的な研究書として高く評価され、多くの蚕種家・養蚕家に影響を与えた。自然の摂理に則って蚕を飼育することを説き、蚕室を改良し換気のための「やぐら」(屋根の上に設けた越屋根で、天窓ともいう)を考案した。渋沢栄一と縁戚関係にあったことから皇居の養蚕にも出仕した。詩書の際に恵まれ、画技にも巧みな文化人でもあった。

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