上武絹の道ブログ

「あじさいの小路」が見頃を迎えます!

2019.06.27

本庄市児玉町の南、秩父郡との境に横たわる陣見連峰には昭和46年に林業の振興策として作られた、広域基幹林道陣見山線があります。

その、広域林道の長瀞に通じる林道小平線の両側、約2キロメートルに、平成と言う新しい時代の幕開けとともに、地元の有志達により5年間で5,000株の「あじさい」の苗が植裁されました。あじさいを守り育てながら地域の親睦と郷土愛を育む地域づくりを目ざし、平成5年には「あじさいの小路保存会」も設立されました。

毎年あじさいの開花前の6月最後の日曜日には、東小平地域内の毎戸に除草差作業の案内を配布し、多数の地域の方のご協力を頂いております。

山間地のため、平地より花の開花が遅く「遅咲きあじさい」と、NHKのテレビニュースを始め、マスコミ各社にも大きく取り上げられ、本庄市観光の新名所として注目され、開花のシーズンには多くの人達が訪れています。
そして、2010年には第24回彩の国景観賞「心にうるおい部門」を受賞しております。

そんな「あじさいの小路」のあじさいが、今まさに見頃を迎えようとしています。
道沿いにずらりと並ぶ5,000株のあじさいが咲き誇る様は、まさに圧巻。

雨に負けずに凛と咲くあじさいを見に、是非お立ち寄りください。

※写真撮影は「NPO法人ネットワークひがしこだいら」の根岸久様です。
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