上武絹の道ブログ

秋の行楽シーズンにオススメ!「上武絹の道」ツアーをご紹介!

2019.09.13

9月も中ごろに入り、そろそろ本格的な秋の行楽シーズンが幕を開けようとしています。
秋は「学び」「食」「読書」など、様々な過ごし方がありますが、皆様のご予定は如何でしょうか?

今回は「学びの秋」にピッタリの、「上武絹の道」オススメツアーをご紹介していきます。

●9/30(月)開催
 世界遺産「富岡製糸場」&日本最大・現役の製糸工場「碓氷製糸」を見学する

 世界遺産でめぐる産業観光の旅~日本の製糸業今昔物語~

こちらのツアーでは2014年に世界遺産に登録された「富岡製糸場」と、現在も稼働し続ける製糸工場である「碓氷製糸」を見学する「ダブル製糸場」ツアーです。
「富岡製糸場」は明治5(1872)年にフランスの技術を取り入れて設立された日本で最初にして最大の官営製糸場です。その後経営母体を変えながら昭和62(1987)年まで稼働し続け、その最終稼働日の姿を現在まで残しています。
もう一つの見学地である「碓氷製糸」は現在も製糸工場として稼働し続けています。「富岡製糸場」の「繰糸所」にずらりと展示された止まったままの繰糸機が、ここ「碓氷製糸」では現役で繭から生糸を繰り続けています。その姿はまさに圧巻。とても見ごたえがあります。個人ではなかなか訪れにくい場所ですので、この機会に是非如何でしょうか。
当日は専門講師が各見学地・バス車中にて詳しい解説を致しますので、養蚕や製糸について詳しくない方でも安心して参加ができます。
お申込みやお問合せはこちらのページからどうぞ。

●10/4(金)開催
 渋沢栄一ゆかりの地と世界遺産「田島弥平旧宅」&世界遺産「高山社跡」日帰りの旅

新一万円札の肖像に採用され、さらに2021年の大河ドラマの主役に大抜擢された「渋沢栄一」。
このツアーでは、彼の生誕地である埼玉県深谷市に残る生誕地や記念館をめぐり、さらに世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産である「田島弥平旧宅」と「高山社跡」を見学します。
渋沢栄一の生家は残っていませんが、渋沢栄一の妹夫婦が建てた主屋「中の家」、彼の業績について写真や文書等の資料をもとに紹介する「渋沢栄一記念館」を見学することができます。
また「田島弥平旧宅」と「高山社跡」はどちらも世界遺産の構成資産であり、日本における絹産業の発展に欠かせない施設です。「富岡製糸場」に焦点が当たりがちな昨今ですが、こちらの資産も見逃してはいけません。
ツアー中は専門の講師が付きますので、見学地だけでなくバス車内でも詳しい解説を聞いたり、皆様の疑問にお答えすることができます。

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●10/12~10/14(土~月)開催
 上武絹の道 マイスター講座

こちらの講座では群馬県富岡市、伊勢崎市、藤岡市、下仁田町、安中市、埼玉県本庄市、深谷市、熊谷市に点在する絹産業関連施設を全て訪問し、詳しい解説付きで見学します。
各地に点在する絹産業関連施設を一挙に見学できる講座は、あまりありません。しかし一挙に見ることで、距離が離れ、それぞれ独立した施設に見えていたものが、実はかなり密接な関係にあることがよく理解することができるのです。全ての点が糸でつながった時の驚きと感動は計り知れません。
講座中はNPO産業観光学習館の佐滝専務理事が随伴し、見学施設や移動中のバス車内で詳しい解説を行います。

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●10/16(水)開催
 渋沢栄一ゆかりの地と世界遺産「田島弥平旧宅」&世界遺産「荒船風穴」日帰りの旅

 
前述したツアーと同様、今話題の渋沢栄一生誕地に今も残る旧渋沢邸「中の家」と、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産である「田島弥平旧宅」と「荒船風穴」を、専門のガイド付きで見学します。
このツアーで見学予定の「荒船風穴」も、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の1つです。自然の恵みを利用した天然の冷蔵庫で、真夏でも10℃以下の冷たい冷風が噴出しています。この冷風がどのように養蚕・製糸業に貢献したのか、是非現地にて確かめてみてください。
他のツアーと同様、このツアーにも専門ガイドが随伴しますので、詳しい解説を聞き、より一層理解を深めることができます。

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