上武絹の道ブログ

「世界遺産『富岡製糸場』&日本最大の現役製糸工場『碓氷製糸』世界遺産でめぐる産業観光の旅~日本の製糸業今昔物語~」を開催しました

2019.10.03

東武トップツアーズ様のご協力を得て、9/30(月)にツアーを開催致しました。

今回のツアーには「世界遺産マイスター」の資格を持つ世界遺産の専門家である、佐滝講師をお迎えし、
移動中の車内で「富岡製糸場とは?」「なぜ世界遺産になったのか?」「見どころは?」などを講義していただいたので、
各施設スムーズに見学ができたと好評でした。

ツアーでまず訪れたのは、世界遺産「富岡製糸場」。
今回のご参加者の中で、既に訪れたことがある人は少数でしたので、
皆さま「富岡製糸場」の大きさに驚いている様子でした。
また皆さま非常に真剣に解説員の方のお話を聞いており、解説の合間に思い思いの質問をしていました。
そのため、中々解説が進まないという一幕も。
「富岡製糸場」に興味を持って頂き、とても嬉しかったです。

昼食を挟み、次に訪れたのは重要文化財の「めがね橋」。
煉瓦を積み上げた鉄道橋の大きさに圧倒されます。
移動中に佐滝講師が「めがね橋」のなりたちや、碓氷峠を越えるのがいかに困難だったかなどを説明していたので、
皆さま感慨深い様子でした。
何名かの方は、トンネルの中を歩いて、しばし「廃線ウォーク」を楽しんでいました。

最後の見学地は日本最大の現役製糸工場である「碓氷製糸」です。
始めに製糸の流れについて説明を受け、いざ工場内へ。
見どころはなんといっても、繰糸機が動いている様子。
富岡製糸場で静止していた機械が、現役で稼働し、目にもとまらぬ速さで動いている様子に皆さま興味津々。
身を乗り出して、従業員の方の手さばきや機械の様子を観察し写真に収めていました。

この後は「ららん藤岡」に立ち寄り、太田駅で特急に乗ってツアーは終了。
皆さまにとって、実りの多いツアーであれば幸いです。